看護研究における問題と改善とは?

看護研究は、多くの職場で看護師たちが行わなければならない必須要素となっています。看護師として就職してすぐに看護研究を行うところもあれば、3年や5年など、ある程度の実務期間を経てから実施するケースもあります。そんな看護研究ですが、業界ではちょっとした問題としてもたびたび話題に挙げられています。

それは、看護研究が看護師達の負担となっているのではないかという問題です。看護研究にはテーマの選定から参考文献の検索、研究計画書の作成などさまざまな工程がかかりますが、これらのほとんどは時間外での活動となります。そのため、せっかくのプライベートの時間も休むことができず、また給与も発生しないため大きな負担と感じてしまう方も少なくはありません。また、研究が上手くいったからといって給与に影響するわけでもなく、研究することの意義や生産性を感じられないという声もあります。

看護研究は看護業界の発展や、よりよい看護法を知識として習得するための目的で行うため、自身が取り扱うテーマによってはあまり研究による成果を実感できないものもあります。希望者だけは研究を実施すればよいのではないかという声もありますが、看護師として働く中で感じる疑問などを個人が研究することで、世界全体として看護のレベルアップには少なからず貢献しています。この認識を持つ看護師が少ないのも業界が抱える課題の一つであり、少しでも看護研究の重要性を理解してもらうことが大切とされています。